芝生の雑草取り 梅雨時期の便利な草抜き道具は?

雨のあとの雑草
梅雨は雑草が一年で一番茂る季節。特に芝生の雑草は 見栄えも悪いし、抜きにくいしで辟易しますね。

実は この梅雨時期の雑草はとても厄介で、量が多いし、種類も多いんです。

6月から7月の上旬にかけての芝生の雑草駆除のやり方をまとめました。

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芝生の雑草取り

春にきれいに草むしりをしていても 梅雨時期に雨がたくさん降って 雨のあとの芝生が、草ぼうぼうになっていた、なんてことはありませんか。

我が家の芝生も 毎年 梅雨の長雨のあとは雑草だらけです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
芝生の雑草
「芝生が雑草だらけ」というか「雑草の中に芝生が おじゃましている」という感じで、
どう見ても主役は雑草ですね。

見ると いろんな種類の雑草が入り混じっています。

この中には
・枯れた「春の雑草」と
・これから育つ「夏の雑草」と
・これから伸びたり、広がったりする「宿根草」
が混じっています。
なので 梅雨のこのタイミングで きれいに除去をしておかないと
・春の雑草の種がさらに散らばり
・夏の雑草は株を充実させ果実を作り
・宿根性の雑草は、地中の根をさらに張り巡らせます。

梅雨時期の雑草の種類

どんな雑草があるのか 実際にうちの芝生の画像で紹介しますね。

カタバミ

カタバミ
球根で増えるし、匍匐して広がっていくし、種は飛ばすし、というものすごい強者です。草むしりをしていると種がはじけて飛びますので、カタバミ退治は できたら種ができる前の方がいいんですが、一年中庭のどこかで咲いているので なかなか根絶できない雑草です。
地上部だけではなく 土の中の球根から退治が必要。雨の後の土のやわらかい日を選んでピンセットで抜くのがおすすめです。

チガヤ

チガヤ
根っこが太くて強い雑草です。ウィキペディアには「塩化ビニール製の蛇腹ホース程度なら貫通する場合もある」と書かれていました。放置しておくと芝生がチガヤだらけになりますので、梅雨時期に見かけたら退治しないといけません

カヤツリグサ科の雑草

ヒメクグ
カヤツリグサ科の雑草は 生えはじめは一見 芝生の仲間のようなたたずまいです。
根が張らずに簡単に引っこ抜けるものもありますが、ヒメクグやハマスゲは茎が匍匐して広がっていきますので 根っこが抜けません。ものすごく迷惑です。

エノコログサ

エノコログサ
別名「ネコジャラシ」。
一度生えると 毎年生えてくる勤勉な雑草です。小さなころなら根もコンパクトなので簡単に引っこ抜けます。

メヒシバ

メヒシバ
細い茎で地上を這って広がり、茎を立ち上げては 穂をつけます。茎は芝生を縫うように広がりますので 小さいうちに抜いておかないと厄介です。

チドメグサ

チドメグサ
とてもよく広がる丈夫な雑草。きっと根絶は不可能…

コミカンソウ

コミカンソウ
種をよく飛ばして 元気に繁殖します。
気を抜くと 芝生も砂利もコミカンソウだらけになっています。

ヤブガラシ

ヤブガラシ
根っこが地中深く這いまわっているので地上部を抜いてもすぐに次の芽が出てきます。秋には地上部が枯れますが、翌年の春には芽吹きます。

スギナ

スギナ
太くて強い根が残るので草むしりくらいでは なくなりません。
けどそのままにしておくとさらに増えるので とにかく目についたらむしっておきます。

ドクダミ

ドクダミ
根っこで広がっていきます。
そのままの状態では臭いはありませんが、引っこ抜くときに独特のくさいにおいがします。

ニワゼキショウ

ニワゼキショウ
丸い果実は種です。根はそんなに張りませんので引っこ抜くのは簡単です。
小さなかわいい花を咲かせるとても丈夫な雑草です。

梅雨の芝生の雑草退治 おすすめの草抜き道具は?

ところで芝生の草むしりには どんな道具を使っていますか?

雨降りのあとのやわらかい土なら たいていの雑草は指でつまむとスッと抜けますね。

チドメグサやカタバミなどの 小さな草や 地面を這うような草を抜くならピンセットが便利です。

でも スッと抜けない雑草でしたら

こういう道具がおすすめです。
草抜き
例えば 放射線状に広がる草の場合
草の根元
これを草の根っこの中心にグサッと挿して
草抜きを草に挿す
ぐるぐると回して引っこ抜くと 根っこから草が抜けます。
草を抜く
抜いた草の根っこです。きれいに抜けていますね。
抜いた草
あと、ものすごく面倒なのがチガヤです。
こちらも この梅雨時期ならこの草抜きで抜くことができます
チガヤの根
チガヤの根は ものすごく太くて丈夫です。

しかも 地面の下をどこまでも伸びて広がっていきますので チガヤが発生したら早めに抜いておきましょう。

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梅雨の芝生に咲くピンクの花は?

さて 最後に まったくの余談になりますが 梅雨の時期に草むしりをしていると ちょっと珍しいピンクの花を見つけることがあります。

こんな花!
ネジバナ
これ「ネジバナ」と言います。
小さいけれど「蘭」の仲間です。

葉っぱが こんな感じで地味なので ↓
ネジバナの葉
思わず一緒に抜きたくなりますが、花が可愛いので 私のお気に入りです。

ネジバナに関心がある方は別ブログにて 色々書いてますのでよろしかったらご覧になってください→ネジバナ/庭の草

まとめ

自分ちの庭で芝生の雑草リストができるのがすごいというか、情けないというか…なんですが。

とにかく雨の合間にちょこちょこと草むしり。

土が柔らかくて抜きやすいんですが、虫が多いのが難点です。

アース製薬のホームページによると「蚊はその種類により吸血する時間が異なり、アカイエカは夕方から夜にかけてヒトスジシマカ(通称:ヤブ蚊)は昼から夕方にかけて吸血します。」という事ですので

午後や夕方よりも朝方の方が蚊に刺されないし

熱中症の事を考えても やっぱり早朝の草むしりが一番快適です。

「いやいや。そもそも草むしりは快適ではない」と言われれば それまでですが…

今回は 梅雨の芝生の雑草についての記事でした。

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