モロヘイヤの食べ方は生でも大丈夫?茎は食べれる?栄養は?

モロヘイヤ生で
モロヘイヤにはシュウ酸が含まれているといわれています。モロヘイヤはそのまま生食できるのか、危険はないのかって ふと気になりますよね。そしてサラダなどで生食する場合は葉っぱも茎も全部食べていいのか。

今回はモロヘイヤの食べ方について押さえておきたいポイントをまとめてみました。ビタミンの他にも たくさんの栄養を含んでいるモロヘイヤ。暑い季節の健康のためにも利用してみてくださいね。

 

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モロヘイヤの食べ方 生でも大丈夫?

モロヘイヤは、私が大好きな野菜のひとつです。理由は手間いらずでたくさん収穫できて、料理が短時間で簡単、そしておいしい。おまけとして栄養もすごいということ。

非の打ちどころのない優等生のようなモロヘイヤですが、日本で普及するようになったのが ここ20~30年ほどですので、時々「?」な部分もあると思います。

今回は

・モロヘイヤは生で食べても大丈夫なのか
・モロヘイヤの茎は食べれるのか
・栄養を取るための食べ方は?

のみっつにポイントを絞ってお伝えしたいと思います。

 

まず、最初に「モロヘイヤは生で食べてもいいのか」を説明しますね。

モロヘイヤは生で食べても大丈夫です。

ネットで検索すると、モロヘイヤを生で使ったサラダのレシピなどもでてきます。では なぜモロヘイヤを生で食べていいのか?という疑問が出てくるのでしょうか。

実はモロヘイヤには「シュウ酸」という物質が含まれているのです。「シュウ酸」が含まれていると どうなるのかと言いますと・・・

・シュウ酸は、カルシウムと結合しやすいです

・結合したものは「シュウ酸カルシウム」と言います

・「シュウ酸カルシウム」は「結石」の材料になります

・「結石」は かなりトゲトゲした「小石」のようなものです
↓  こんなイメージ→kesseki
・これが尿路結石・尿管結石・腎臓結石の原因になります。

でも、モロヘイヤに含まれているシュウ酸は、そんなに多くはありません。「日ごろキャベツを生で食べることがある」という人なら、モロヘイヤのシュウ酸は、あまり気にするレベルのものではないと思います。

野菜100g中のシュウ酸の含有量は、下のようになっています。
syuusan
参考サイト:食品成分表(日米におけるカルシウム,リン,ビタミンC,シュウ酸比較)
/わがままモルモッ子 ーモルモットと過ごすドタバタ生活ー
(野菜のシュウ酸についての数字をものすごく丁寧に拾っていらっしゃるサイトさんです)

シュウ酸の数字は、見やすいようにざっくりしたものにしています。参考にさせていただいたサイトさんのほうには、詳しい数字があります。関心がある方は確認してくださいね。

*シュウ酸は水溶性なので茹でこぼせば、ほとんど水に中に溶け出してしまいますが、結石の心配がある人はご注意ください。

モロヘイヤの食べ方で茎も食べれるの?

次にモロヘイヤの食べてもいいところについて説明しますね。
 「モロヘイヤの可食部は、葉っぱだけ?」
 「それとも茎も食べれるの?」
 「茎を食べてもいいなら、どの部分までがOKなの?」

なんて疑問に思ったことはないですか?

スーパーで購入したモロヘイヤなら茎と葉っぱを一緒に食べて大丈夫です。

モロヘイヤのサヤと種には毒性があると言われていますが、店頭で販売されているものには、これらの部分は入っていません→モロヘイヤの毒性について

ただし、モロヘイヤの持ち味は「ツルツル、ネバネバ」の「のどごし」ですので、「のどごし」の邪魔になるような、噛みごたえのありそうな太さの茎は除いておいたほうが 美味しくいただけると思います。

なので食べ方のおすすめとしては、葉っぱと細めの茎だけを食べる が一番いいかな、という感じです。

家庭栽培のモロヘイヤも柔らかい新芽の部分をつまんでいけば大丈夫です。盛夏の頃は生長も早いので、ボールを持って庭に行くと必ず毎日収穫できます。モロヘイヤに負けずに頑張って収穫してくださいね♪

 

モロヘイヤの栄養と食べ方の関係

モロヘイヤの栄養を取るには、どんな食べ方がいいのででしょうか。

モロヘイヤは、ビタミンA、ビタミンK、ビタミンE、ビタミンB、ビタミンCなどのたくさんの栄養を含んではいます。また、カルシウム・銅・マンガンなどのミネラルも含んでいます。が 食材も料理方法も同じパターンばかりだと どうしても栄養に偏りが出てきます。

例えばビタミンCやビタミンBは水溶性(水に溶ける性質)なので、水にさらすと、水の中に栄養分が溶け出してしまいます。洗う時はサッと洗ってください。水溶性ビタミンは熱に弱い性質があります。

ビタミンEやビタミンAは脂溶性ビタミン(油に溶ける性質)です。油と一緒にとることで吸収率が高まります。熱にも強いので 油で炒めたり、揚げ物にしたりするとベストです。

ビタミンAとEとCなどは一緒に摂ることで効果が高くなります。

またタンパク質の吸収にはビタミンCが、糖質の代謝にはビタミンB1が必要だと言われています。

 

つまり 結論として、

色々な食材と組み合わせて、色々な方法で料理して食べる と、モロヘイヤの色々な栄養が摂れるということになります。ぜひ、たくさんの料理にチャレンジしてみてください。

【関連記事】
家庭で栽培したモロヘイヤを食べるときには注意が必要です。
モロヘイヤの毒性についてまとめている記事です
>>モロヘイヤの危険な部分。家庭菜園で注意すること

まとめ

私は、さっと熱湯で湯がいて、刻んだ時のツルツル、ネバネバが好きなので、「軽く加熱して」いただいています。

イリゴマを振って、ポン酢でいただくと、ほかのおかずが全くいらない人です←食材も料理方法も偏っている悪い例。

今年は、きちんと料理しなくては・・・

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